お盆の由来は?知ってますか?お盆の起源や語源と歴史について!

お盆 由来

夏になるとお盆という言葉をよく耳にします。さてこのお盆という言葉、そもそもどこから来たのでしょうか。お盆の期間や、お盆に何をするかというのは、なんとなくわかっているものですが、その由来たるものを深く考えたことはあまりないような気がします。

しかし、このお盆の由来を紐解くことで、なぜ、お盆が必要なのか、さらに理解深まることは間違いなしです。それでは説明します。

  • お盆の由来、その起源について
  • お盆の由来、その語源について
  • お盆の歴史について
  • まとめ

以上の観点から説明していきます。

お盆の由来、その起源について

「お盆」という言葉は非常に私の生活になじみの深い言葉の一つです。しかし、実際にその起源について知っている方はどれくらいいるのでしょうか?そもそも、お盆とは何をするのか思い出してみましょう。

お盆を迎えたらまずすることは、お墓参りです。1年365日がある中でこのお盆の期間だけは特別で、家族や親せき縁者が集まる日でもあります。しかし、不思議に思いませんか?なぜ、お盆にお墓参りをするのでしょうか?こんな疑問を抱くのはわたしだけでしょうか。お盆にお墓まいりをする理由を尋ねると、一般的に、ご先祖様が帰ってくるからというのが答えです。本当にそうでしょうか。

現在8月13日から16日までがお盆ですが、東京を中心とした南関東や函館、金沢の旧市街などは旧暦の7月13日から15日がお盆となっています。このような風習が残っているということはお盆は非常に古い時代からその風習が行われてきていたことを意味づけるものになります。

それでは、なぜ、地域によってお盆の時期が異なるのでしょうか。

お盆は旧暦7月に行われていたことに端を発します。しかし、明治以降に新暦を導入したことで、7月15日が従来より1か月以上前倒しになり、夏の暑い盛りから梅雨明けの時期に移行しました。旧暦のお盆は7月ですが、時期的には今の8月の時期とほぼ同じです。当時国民の8割を占めていた農家の人々は、今の暦の7月15日ごろは農作業の最も忙しい時期と重なるという理由で、1か月遅れの8月13日から15日をお盆にしたのです。

お盆の由来、その語源とはどこにあるのでしょうか。

まず最初にお盆は仏教に派生します。「お盆」という言葉を8月に入ったらやたらとよく聞きますが、その正式名称はなにかご存知でしょうか。実はその知られざる名称とは、盂蘭盆会「うらぼんえ」と言います。

では、その盂蘭盆会ですが、どういう意味かというと、盂蘭盆会のことをサンスクリット語では「ウラバンナ」と言いますが、逆さ吊りを意味します。

生前の悪行のせいで、地獄の世界で逆さ吊りにされるような苦しみにある死者を救うため、生きている者たちが本人に代わって功徳を積む回向(えこう)の供養をすると記されています。回向というのはどういうものかといいますと、自分が積んだ良い功徳を、自分のためではなく、他人のために回して向けることをさします。この功徳を積む恵方の供養のことを盂蘭盆会といったのが、お盆の始まりです。

お盆の歴史について

日本では西暦606年、推古天皇の時代に初めてお盆の行事が執り行われ、斉明天皇の時代657年に飛鳥寺で盂蘭盆会が催されたことがわかっています。古来、お盆の行事は、武家・貴族・僧侶などの上層階級でのみ行われていました。それが庶民に広がったのは江戸時代です。仏壇やちょうちんなどに欠かせない蝋燭も、庶民が安価で手に入れることができるようになり、お盆が広がる要因になりました。

時代劇なので聞いたことがあるかもしれませんが、『藪入り』という言葉、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。お盆と正月に奉公人が休みを取って実家に帰ることが許される時期のことを総称しています。

すでに、江戸自体には庶民の間にもお盆の行事が定着していたものとうかがわれます。13.14歳ごろから丁稚奉公に出ている職人や商人が、毎年の藪入りには主人から衣類を整えてもらい、小遣いをもらって親もとへ帰るという習わしがありました。すなわち、江戸時代、お盆は実家を離れた者たちが、自分の家の先祖とのつながりを確認する大切な行事でもあったわけです。

それが、今の時代にまで受け継がれています。


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まとめ

現代、お盆の意味合いとして、亡くなった方や先祖を供養する行事としてのお盆、亡くなった方や先祖の冥福を祈る期間としてのお盆と二つの意味があります。古くからお盆の時期は亡くなった方や先祖の霊がこの世に帰ってくると信じられてきました。そして、その帰ってきた霊を迎え入れて、供養し、再びあの世に帰っていただく、これがお盆の行事です。

お盆本来の意味合いを今一度しっかり知ることで、亡くなった方や先祖に対する感謝の気持ちがわいてきます。時代とともに進化することも大切ですが、お盆のように昔から伝わる風習を大切に後世に残していくことも大切です。

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