子育て 悩み わがまま

 

子育てをしていると、子どものワガママ本当に悩まされますよね。
はじめは、少しのワガママだから、子どもだから仕方ないか・・・と、思いがちですが、そのままワガママをほおっておくと、エスカレート・・・。
泣き叫ぶようになったり、暴れてダダこねるようになったりと、体も成長していくのでママだけでは手に負えなくなることも多々出てきます。
そのような状態になった時には、親も子どもも疲れ切ってしまいますよね。
そんなワガママを少しでも軽減したり、改善できるような対策を紹介しましょう。

 

 


改善策①途中で親が諦めてしまう

デパートに行った時、おもちゃやお菓子が欲しくて、ダダをこねだして手に負えなくなったことはないですか?
「今日は、1つだけね」と約束していても、あれもこれも欲しいって泣いて暴れ始めると、ついつい仕方ないか・・・と思い、諦めて買い与えてしまっていることはありませんか?

そんな時子どもは、泣いたり暴れたり、こういえば親は買ってくれると学んでいます。それを学んでいるので、次出かけた時、その次出かけた時でも、子どもは買ってくれるまで泣き叫ぶようになるんです。
そして、成長していくとともにまた知恵もつくので、親を困らすような大きな声まで出して泣き叫ぶようになり、悪循環になっていきます。

このように、子どもが泣きじゃくって大変な時が訪れたとしても、約束したことを撤回しないことが大事なのです。買わないといったものは、絶対に買わない。そうすることで、ダメなことはダメだと認識することができるようになるのです。

 

 


改善策②子どもが我慢した時も誉めない。

子どもは、おもちゃやお菓子が欲しくていつもいつもダダをこねるわけではありません。どんなスイッチが入ったのかはわかりませんが、「今日は買わないからね」や「今日は、この1つで終わりにしてね」と声をかけた時に、「うん、わかった」とすんなり受け入れてくれることもありますよね?
そんな時に、子どもがわかった。といった言葉のまま話が終わってしまうのは次へと繋がりません。
私にも今、2歳の娘がいますが、買い物へ行きその状態になったときや、実家へ帰って、子どもが何か我慢してくれたのに、ほッとして誉める事を忘れてしまうこともあります。
そんな時、私の母に「我慢したのに、誉めへんのはあかん」といまだに叱られることもあります・・・汗
子どもは、何があってすんなりと受け入れてくれたのかはわかりません。しかし、わかった。と受け入れてくれたことには、変わりないですよね?
私たちからしたら、「あ・・・今日はうまいこと話聞いてくれた」ってホッとすることかもしれませんが、子どもからすると、1つのことを我慢するといった、ちょっとしたことだったとしても、しっかりと褒めてもらうことで、子どもはとても嬉しいのです。
よくある話の1つだと思いますが、そんな時に「偉かったね」「聞いてくれてありがとうね」そんな言葉をかけてみてはどうでしょうか?
子どもは、それも学習するので、我慢したら誉めてもらえる、お母さんが喜んでくれると嬉しい気持ちで、お互いに終えることができると思います。

 

 

改善策③子どもへの注意の仕方が違う

ママは、おもちゃを買ってくれないけど、パパは甘くてものを買い与える。
ママは、ご飯を残すと怒るけど、パパは残しても怒らない。
そんな親によって子どもへの対応がバラバラになっていることはありませんか?
親によってや、ママとパパによって考え方や教育方針などに違いはあるかもしれませんが、子どもはバラバラな注意のされ方をすると、混乱してしまいます。
例えば、大人の世界でいうと、仕事をしていて、あの上司はこういっているのに、違う上司は違うやり方で指示してくる。どうしたらいいんだ?
そんな状況に子どもも陥っています。
私の家の場合は、パパが私にこういう時どうしたらいい?とっ聞いてくれるので、一貫できた対応が取れていますが、なかなかママとパパの一致した返答が返せることってないですよね?
ですが、子どものことを考え夫婦間で話し合うことで子どもの成長に変化が出ます。
少しずつでいいので、家族の中で一致する答えを見つけてみてはいかがでしょうか?

 

 

~まとめ~

どうでしたか?日々の生活の中でありがちなこともあったのではないでしょうか。
簡単なようで簡単でないワガママの改善方法。
子どもがワガママを言える環境にあるということは、悪いことばかりではないです。
自分の思いを主張できる。それは、信頼している親がいてくれるからこそなのです。
自分の意志を主張できない、嫌なことを嫌と言えない。そんなことになってしまうと、これから長い人生困ることも増えますよね?
そう思うと、自己主張できることは素晴らしいことです。
それを全て受け入れるのではなく、受け入れたり、我慢させたりすることで子どももワガママでない主張を身に着けていくのです。