子どもが、男の子でも女の子でも
子育てというものは、いつでも大変です。
専業主婦のママたちは、子どもといる時間が多いので
子どもに構ってあげられる時間も、働いているママたちより
必然的に長くなるのです。
子育てで悩んでいること。
専業主婦のママだから出来る解決法を、私の体験談とともに
3つほど紹介していきますね。
言葉遣いについて。
特に子どもが女の子なら尚更。
今の時代、女の子も男っぽい言葉遣いをすることが多いですので
ママが気にすると言うより、パパが・・・。
実際、うちは、私より旦那の方が気にしています。
言葉と言うのは、自然と耳から入ってくるもので
パパやママ、その周りの人が言葉遣いを気を付けてからと言って
子どもが綺麗な言葉遣いになるかと言われたら
そうでもないですよね。
保育園や幼稚園、スーパー、テレビなど。
汚い言葉を吸収する場所はいくらでもあるものです。
パパやママが、言葉遣いを気を付けることはもちろんのこと
子どもが汚い言葉遣いをしたら、その都度修正してあげることが
将来そういった言葉遣いにならないようになりにくいです。
私自身が、あまり綺麗な言葉遣いではないですが
私は綺麗か汚いかというより
相手のことを思いやられるか、そうでないかの方が
大事なのでは?と感じます。
親という立場上
言葉遣いについても注意を促さなければなりませんが・・・。
たとえば、子どもが友達のことを名前で呼ばずに
「お前」と呼んでいた場合。
「○○って名前があるんだから、名前で呼んであげようよ」と
名前の存在を疎かにしないことを伝えたり
「名前は両親からの初めてのプレゼントだから」と
どれだけ大切なものなのかを教えることが大切。
子どもの「なんで?」に「なんでも!」と答えるママがいますが
それでは子どもは納得いきません。
それと同じ原理で
どうして「お前」言ってはいけないのかを明確にすることが
ポイントになって来るのです。
専業主婦ならではの
子どもに構う時間が多くあることを活用して
ひとつひとつを掘り下げて説明してあげるのも
ひとつの子育て方法ではないのでしょうか。
興味のあるものが狭い。
うちの場合、お義母さんが気にしていることでした。
私自身が重要視していなかった為、お義母さんから言われて気づいたのが
「なんだか○○ちゃん、興味のあるものが女の子らしくないのよ」
と言われて、最初は
「そのうち興味のあるものも変わってくるでしょ」と思ってましたが
一向に興味のあるものが変わらず。
うちの子、女の子ですが・・・
興味のあるものは車、好きなことはドライヴなんです。
絵本も好きでしたけど、
開くページは大体そう言ったものが載っているページでした。
パパやママとドライヴすることが多く
旦那の観ている映画なども車が出てくるものが多いので
明らかに影響を受けていますよね。
興味のあるものが男の子っぽいと言うのも、気になりつつ
なかなか他のものに興味が行かないのが
引っ掛かるところでした。
どうしたら女の子らしいものに興味を持ってくれるだろう?
どうしたらもっと他のものに興味を持ってくれるのだろう?と
頭を抱えてたのですが
これも、子どもの納得行く行かないの原理と同じなんですね。
あからさまに「こっちのおもちゃも楽しいよ~」と言って
女の子らしいおもちゃを与えられても
その面白さが分からなければ、面白さの知っている
自分の興味のあるものから、離れないのです。
しかし、女の子らしいおもちゃは
どういったところが楽しいのか、面白いのか。
ある程度ママも一緒に遊んでみることが大事です。
これは、おもちゃだけに関わらず他のことにも言えることですが
「子どもの視野を広げてあげること」に繋がってくるんですね。
そうすることで、あんなに車にしか興味のなかった我が子は
おままごともするようになりましたし
お絵描きも大好きになりました。
2歳の娘から言われる言葉は「ママ車描いて~」ですが・・・(笑)
こうやって、子どもの興味が湧くまで相手をしてあげられるのも
専業主婦だからこそしてあげられることです。
仕事をしてるママは、子どもと一緒に遊びたくても
出来ないのですから。
最終的には子どもが自分で興味のあるものを定めるでしょうが
それまでの道筋は、出来るだけ広げてあげたいものですね。
子どもとママが一緒に居過ぎてパパになつかない。
子どもはママが大好きです。
パパもじいじもばあばも好きなんだけど、やっぱりママが良いもの。
特に日中は、ママと一緒にいることの多い子ども。
残業続きのパパには、あまりなついてくれないと言う話も
よく耳にしますよね。
休日、パパがおうちに居ることだし
買い物ひとりでちゃっちゃっと行ってきたいな~と思っても
ママが玄関に立てばギャン泣き・・・なんてことも。
しかし、それもひとつのやり方で変わってくるのです。
パパと子どもが一緒に居る時間が少ないからと言って
パパが我が子のことを大切に思ってないかと言われたら
そんなことはないですよね。
それを子どもに伝えることが大事なんです。
パパは仕事頑張ってくれているんだよ。
パパも○○(子どもの名前)と一緒にいたいんだよ。
パパが一緒に居ないと寂しいね~など。
子どもとパパが一緒に居ない日中でも
パパの話をすることで、子どもも自然とパパの話を
自分から振ってくるようになります。
そして、子どもの記憶のなかに、パパはどんな人物なのかと言うことを
明確にするのです。
パパと接することが少ない。パパがどんな人が分からない。
では、急に休日にパパと二人にされても困惑するだけですよね。
子どもは納得しないとその状況を受け入れられない原理と
同じことなのです。
うちの旦那は残業が多く、夜勤続きの時などは
ほとんど子どもと話す時間がありませんが
子どもとお風呂に入っているとき
「パパが居ないと○○(子どもの名前)寂しい」
「今日も夜勤?」と言われてました。
折角、日中子どもと一緒に居るのですから
パパの良いところを沢山話してあげたり
パパの心境を代弁してあげたりして
子どもとの会話も増やしてみてはいかがですか?
まとめ。
いかがでしたでしょうか。
子育てに関して、いつもベースに置いておきたいことは
「子どもの納得に繋げること」です。
子どもたちにとって、納得の行かないことを理解しなさいと言うのは
「大人の都合」にしかならず
「教育」や「しつけ」にならないのです。
私たちがそんなつもりはなくても
子どもたちはそう感じてしまうことが多いです。
その感情が続いてしまうと、年中・年長・小学生・・・となっても
「どうしてママは怒ってるんだろう」「何が悪かったんだろう」
と言う、考える部分が育たず
「ママが怒ってるから謝らなきゃ」
と言う考えにしか、繋がらなくなるのです。
自分で考える力を、小さいときから育てて行きたいものですね。