お盆や法事について、知っているようで知らないことってたくさん出てきますよね。
以前から、参加していたのであれば大まかにどのようなことがあるのか分かっているけれど、詳しいことはわからずしてきた。という方もあれば、今年初めてお盆や法事に参加する方もあるのではないでしょうか?
親戚付き合いなどもあるので、失礼のないように行いたいですよね。
そこで、お盆や法事で知っておきたいことをまとめてみました。
お盆の流れ
まずは、お盆の流れについて説明しましょう。
お盆とは、一般的に8月13日~8月16日のことを言います。
その間・・・
8月13日 お盆に入る日であり、盆入り、あるいは迎え盆。
この日は、故人やご先祖様を家にお迎えします。
また、お墓の掃除とお墓参りをします。
8月14日 盆明け、送り盆。
8月15日 盆明け、送り盆。
14日、15日は主にお盆の法要をおk内、供養の儀式を行います。
8月16日 盆明け、送り盆。
故人、ご先祖様をお送りします。
このような呼び方や行事があります。
今年2017年は、8月13日〈日曜日〉~8月16日〈水曜日〉までがお盆です。
現代の8月13日からをお盆と言いますが、旧暦では、7月15日辺りをお盆と言います。
ですので、現在でも8月ではなく、7月13日からお盆の行事を行う地域もあります。
実家がどのあたりにあるかで、お盆の時期が変わってくることも知っておかないといけない1つですね。
※7月から、8月へと1か月遅れにお盆の時期が変わってきた理由としては、農作業の
忙しい時期が重なってきてしまうためということが挙げられます。
お盆・法事の服装
どういったことをするのかは、行ってみて経験してみないと分からないこともありますよね。
でも、故人やご先祖様をお迎えしたり、法事などで親戚と集まる際には、身だしなみからしっかりとマナーを守って参列したいですよね。
今回は、お盆ということなので、夏の服装について紹介します。
夏用の礼服を準備し、グレーやべーじゅなどの地味な色味を使うことが良いとされます。
また、袖のある物を着ていくということも大切ですね。
地域やご家庭によって、さまざまなので、一度「何をお召しになりますか?」
と尋ねてみてはいかがでしょうか。
服装について何も知らせがない時には、尋ねてみるといいですよ。
告別式などの服装で集まる場合もあれば、平服で参列するところもあり、場違いな服装で参列してしまうよりは、いろいろな準備をして行くことに越したことはありません。
先ほど、平服と言いましたが、どのような服装を想像されましたか?
平服=普段着
ジーパンにTシャツ!
そんなイメージを持たれた方もあったかもしれませんね。
しかし、それではいけません。
その場にあった平服ということになりますね。
男性ならば・・・
スーツ、または白いシャツにブレザー
- 上は、グレーや紺、黒など、落ち着いたポロシャツ
- 下は、革靴を履いても違和感のないズボン
- 足元は、革靴「色は黒や茶色が好ましい」
女性ならば・・・
スーツ、または地味なワンピース
- 清楚な黒以外のワンピース「花柄や華やかな色はNG」
- 足元は高すぎないヒール
子どもならば・・・
- 未就児なのであれば、黒やグレーなどの上下やワンピース
- 小中高生は、制服
このような服装が好まれます。
少しイメージがつきましたでしょうか・・・?
これ以外でも、夏用の喪服があればOKです!
お香典のマナー
普通のお盆は家族のみで行われることが多いのですが、初盆や新盆などで集まる際には、親戚や親しかった友人なども集まられますよね。
その時は、会食なども交えて特別な法要が行われます。
そして、その初盆や新盆に招待して頂いた際に、手ぶらで参列するのではなく、「お香典」という形でお金を包むことが多いです。
そのお香典にいくら包めばいいのかって、なかなか人に聞くこともできないし、困りますよね。
そこで、マナーをご紹介しましょう。
お香典の相場は・・・?
故人との付き合いや親しさの度合いで、金額を決めればよいのですが
相場としては、5,000円~10,000円となります。
先ほども少しお話ししましたが、初盆となると会食があり、食事を振舞われることも
多々あります。
その分も考慮してできるのであれば、10,000円~20,000円というのが
私のお勧めです。
しかし、お供え物もあるという場合でしたら、少なくしても大丈夫ですよ。
お札を入れる際のマナー
結婚式などでは、新札を入れますよね。
しかし、お香典では新札は失礼に当たります。
一度2つに折って、折り目を付けてから入れるようにしましょう。
※新札がダメなのだれば、よれよれのお札や破けそうなお札を入れるというのは
NGですよ!!気を付けてくださいね。
~まとめ~
お盆と法事について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか・・・?
マナーや作法など、失礼のないようにと思う気持ちが大切ですね。
また、招かれた先のご家族、親戚の方々がどのような気持ちでお盆や法事を行われているのかを知ることが大切です。
以上のことを気にかけながら、お盆をお迎えください。