帰省の意味…
考えたことがありますか?
夏が近づいてくると、「1度帰ってきなさい」「顔を見せてちょうだい」なんて言われたことはありませんか?
近場ならまだしも、少し離れたところに住んでいたら、親としては顔を人目みたいものです。
私も、子どもが生まれるまではあまり意識したことがなかったですが、親としては楽しみにしている行事の1つです。
現在では、夏休みやお盆になると、帰省すると言うより、友人と旅行へ出掛けたり、家族で旅行へ出掛けたり、ということもよくありますよね。
そういった過ごし方もありですが、少し帰省についてどのような意味があるのか、どのような意見があるのかについて、調べてみたので紹介しますね。
帰省の意味とは…?
帰省と辞書をひくと、故郷にか帰ること。と書いてあります。
皆さんもお分かりの通り、帰省は、お盆だけでなく、年末年始などにも休暇を利用して一時的に故郷へ帰るという意味合いで使われることが多いです。
故郷に帰り、一緒に住むという意味ではなく、短い期間滞在することを《帰省》という言葉で表します。
また、帰省の《省》という字には、両親の安否を確かめてみるといった意味合いがあります。
と言うことで、帰省をまとめてみると…
故郷に帰る
短い期間の滞在のこと
両親の安否を確かめる
という意味になります。
~帰省に、反対の意見~
帰省に反対の意見があるということで、調べてみました。
帰省に反対!という訳ではなく、少し理由があり、帰省したくない気持ちが強まってしまっていることもあるようです。
少し紹介しますね。
- 姑から、否定的なことばかり言われる
*子どもがいない私に、お金がかからないからいいじゃないと言われる
*習い事を始めたと話すと、気楽でいいわねと言われる
*そんなに帰ってこなくてもいいわよと言われる - ゆっくりする暇がない
*帰省した途端、家事をさせられる
*命令ばかりで高圧的な態度をとられる
*旦那はゆっくりしてるけど、私はいつもと変わらない - お金と時間がかかる
*飛行機や新幹線を往復すると、お金がかかる
*車で移動しても、高速代、ガソリン代がかさむ
*家計を考えると、時間がかかっても、金額がかからない方を洗濯しないといけない - 旅行に行きたい
*長期の休暇はなかなかないので、この時期に行きたい
*海外旅行はこの時期しかない
このような理由で、帰省の意味は知っているけれど、どうしても気が引けてしまうこともあるようです。実家へ帰省する時、以上のような理由でもめてしまったことはありませんか?
反対の意見が出るほど、帰省が嫌だと思ってしまうと、少し寂しい感じがしますよね。
なぜ、そお思ってしまうのかを、夫婦で話し合い、解決してから、気持ちよく帰省したいものです。
また、学生や独身など、今は一人の時間を楽しみたい!
そんな方もありますが、帰省とは、親の安否を確認するためのものでもあります。
離れているからこそ、親孝行として帰省を考えてみるのはいかがでしょうか…?
~年に1回は帰省しよう~
以上では、帰省に反対の意見を挙げましたが、帰省に反対するよりも、帰省することの意味を知ることで、少し気持ちが変わったということは、ありませんか?
実家へ帰ることに対して、気持ちが重たくなったり、自分のしたいことがあったり、費用や時間、労力がかかります。
帰省した方がいいと言うことは分かっているけれど、面倒に思ってしまい、実家に帰らず、帰省をせずに過ごしてしまう人も多いでしょう。
しかし、帰省ができるのは、今だけだと思いませんか?
両親や、義両親が、元気でいてくれるからこそ、帰省する先があるのです。
年に何回も帰るとなると、また違ってきますが、年に1回は、実家に帰るようにしましょう。
今は、両親も元気で過ごしてくれているかも知れません。
でも、両親に会えるのがこれが最後。
そう考えるとどうでしょうか?
最近では、突然亡くなってしまったり、交通事故で亡くなってしまうケースも多くなっています。
不謹慎な話にはなってしまいますが、可能性がない訳では無いですよね?
親は、私たちの知らないところで病気を抱えていたり、心配かけないようにと隠そうとしていることだってあります。
それに気づけず、後悔するようなことがあってはいけません。
私は、親孝行だと思い、帰省することも楽しみでした。
自分の実家であれ、旦那さんの実家であれ、私や主人を生んでくれて育ててくれた、大切な人です。
時には喧嘩したり、嫌だ!と思うこともありますが、もう会えない。となると、やはり悲しいですよね。
そうなる前に帰省し、ゆっくりと親子の時間を過ごすことを、お勧めします。
~まとめ~
帰省すること意味。分かっていただけましたでしょうか?
なかなか、理解し難いこともあるかもしれません。
私たちにだって、仕事や家事、育児など、毎日時間に追われながら生活しています。
その中から、時間をあけてか帰省するということは、大変なことかもしれません。
仕事は大切です。自分の時間も大切です。
しかし、親も大切です。
どんなことがあっても、家族です。
顔を見せるだけでも、親は嬉しいものです。
そのことを心に秘め、よりよい帰省になることを、お祈りしています。