スーパーなどの大根には葉っぱがあまりついていないですが、農家の方から頂いたりすると大根と同じ長さくらいの立派な葉っぱがついていたりしますよね。
欲しいのは大根だけで葉っぱなんていらない!なんて思っているそこのあなた。
白い大根とはまた違った栄養がたっぷり詰まっている食品なのですよ。
この記事を読んだら大根の葉っぱを食べたくなることと思います。
それでは大根の葉の実力をご紹介しましょう!
目次
大根の葉の栄養価
大根の葉は緑黄色野菜に分類されます。
βカロテン・ビタミン・、ビタミンK・葉酸などのビタミン、カリウム・カルシウムなどのミネラルなど多くの栄養素が含まれています。
また、鉄分はほうれん草と並んで多く、カルシウムはほうれん草の5倍小松菜の1.5倍含まれています。
血行を良くして体全体を温めてくれるので、冷え症にもいいです。
食物繊維が豊富なので便秘解消に効果ですし、デトックスで余分なものを排出し肌がきれいになります。
大根の葉のレシピ
<大根の葉のふりかけ>
(材料)
- 大根の葉・・・120g
- かつお節・・・1/2パック
- ごま油・・・適量
- しょうゆ・・・適量
- 酒・・・適量
- 砂糖・・・適量
(作り方)
- 大根の葉を細かく刻んでおきます。
- フライパンにごま油をひいて大根の葉を炒めます。
- しんなりしてきたら、しょうゆ・酒・砂糖を入れてまた炒めます。
- 水分がなくなってきたらかつお節を入れて全体を混ぜたら出来上がりです。
<大根の葉のチャーハン>
(材料)
- 冷ご飯・・・茶碗1杯
- 卵・・・1個
- しらす・・・好みで
- 白ゴマ・・・適量
- 大根の葉・・・好みで(うちは1/3本分くらい)
※味付けは好みですがうちは塩コショウとしょうゆを少量です。
(作り方)
- フライパンに溶いた卵を入れて半熟になったら細かく刻んだ大根の葉を入れて炒めます。
- 大根の葉が柔らかくなったらしらすを入れてひと混ぜしたらご飯を入れてパラパラになるまで炒めます。
- 調味料で味付けをしたらお皿に盛りつけて白ゴマをかけてできあがりです。
<大根の葉と油揚げの煮びたし>
(材料)
- 大根の葉・・・1本分(茎の部分を10㎝くらい)
- 油揚げ・・・1枚
- だし・・・大さじ2
- 砂糖・・・大さじ1
- しょうゆ・・・大さじ1
- サラダ油(炒め用)
(作り方)
- 大根の葉の茎の部分をお湯でさっとゆでて一口大(2㎝くらい)に切ります。
- 油揚げはお湯で油抜きして短冊切りにします。
- 鍋に油を熱して大根の葉を炒めます。油がなじんだら油揚げを加えてだしと調味料を入れて炒め煮にします。
※大根の葉はちょっと硬めなので茎だけを使用しますが、葉っぱも使う場合は油揚げを2枚にするとか下ゆでを少し長めにするなどアレンジしてください。
<大根と大根の葉の塩漬け>
(材料)
- 大根・・・(10㎝分くらいを皮をむいてイチョウ切りにする)
- 大根の葉・・・1/2本分くらい
- 塩コンブ・・・適量
(作り方)
ジップロックに大根と大根の葉を細かく刻んだものと塩コンブを入れて封をしてよくもみます。冷蔵庫に入れて数時間で浅く漬かり、一晩おくと味が染みてます。
お好みで時間をおいてください。
料理と言えないほど簡単ですが、とてもおいしいですよ。
大根の葉って自家栽培できる?
大根の実の部分上部2㎝くらい残して切り、それを水につけておくとまた葉っぱが伸びてきます。身の部分は普通に食してください。
売り物で葉っぱの部分が丸ごとないものは難しいです。
多少葉っぱの茎の部分が残っていたほうが育ちます。
内側の新葉だけ少し残して残りの葉っぱは食べてしまいましょう。
プラスチックの容器に水を少し入れてヘタの部分が顔を出すくらいにしましょう。
窓際に置くと日が当ってよいのですが、夏場は暑過ぎて腐る可能性があるのでお勧めしません。
秋から春までくらいがいいです。
毎日水を交換してあげましょう。
葉っぱが大きくなってきたら切り取ってお浸し、炒め物、味噌汁の具などに利用します。
ちょっとした緑があると色どりにいいですよね!
まとめ
今回は大根の葉の栄養価やレシピをご紹介してみました。
マメな方は葉っぱの栽培にもチャレンジしてみてください。
私は根っこがついたもの(小ネギ・三つ葉、豆苗など)や大根、人参などもとりあえず水につけて栽培してみます。
たまに失敗もありますが、だいたい芽がでてきます。
大根は数日で生えてきますよ。