毎年流行、決まっているかのようにやってくるインフルエンザへの感染時期。
大人がかかってもしんどいインフルエンザですが、子どもがかかってしまった時には、とても心配ですよね。
始めは普通の風邪と見分けがつかないので、いつも通り薬で様子をみよう!としていたら…インフルエンザに感染していた。ということはありませんか?
そこで、今回は子どものインフルエンザについて調べてみました!
今年のインフルエンザに備えて、知識を付けておきましょう。
子どものインフルエンザの症状
まずは、インフルエンザの症状からお伝えします!
この症状がある場合には、インフルエンザを疑ってかかりつけの病院を受診しましょう。
- 高熱が出る〈38度以上〉
- 腹痛
- 頭痛
- 何日も熱が下がらない日が続く
- 熱が上がったり下がったり繰り返す
- 微熱が続き、風邪よりも長い期間続く
- 下痢や脱水症状を引き起こす
- 震えがある〈悪寒や寒気〉
- 食事の量が減る
- 吐き気がある
- 咳が長く続く
- 寝てばかりいる
- よく泣く
- 普段通り元気にしている
以上のことが挙げられます。
赤文字であらわしているところは、どのお子さんにでも多くみられる症状として挙げさせて頂きました。
インフルエンザというとこのような症状が一般的な感じもしますが、子どものインフルエンザでは、普段通り元気にしていたり、微熱程度で普通の風邪と勘違いしてしまうことも多いのです。
子どもは、しんどいということがなかなか言えませんよね。
子どもという範囲でもありますが、0歳から3歳頃までは自分がしんどくても、しんどいということ自体が分からず、発見に遅れてしまうケースも多いです。
普段から体温を測ったり、顔色や健康状態をしっかりと視診していないと、危険なことになってしまいます。注意しましょう!
子どものインフルエンザの注意点
子どものインフルエンザは、高熱で苦しんでいることもあり心配になりますよね。
他にも、薬が効くまでに時間がかかり、身体が暑くなりすぎていたり、解熱剤だけで下がっていることがって多くあります。
高熱が出た時には、かかりつけの病院を受診しましょう。
怖い話にはなってしまいますが、知っておいて頂きたいことがあります。
子どもの解熱剤ですが、皆さん熱がある場合には使っておられる方も多いのではないでしょうか?
インフルエンザの時に、解熱剤を使いすぎるとインフルエンザ脳症という病状を引き起こしてしまうことがあります。
インフルエンザ脳症とは、脳に後遺症が残ってしまったり、死亡してしまうケースもあります。
このようなケースも最悪の場合には考えられる程、インフルエンザやインフルエンザの時の対処法では危険と隣り合わせであることを知っておいてください。
そして、熱が出た時や体調の変化などに気が付いた時には、「大丈夫」という風にい思わず、その時の症状や経過などをしっかりとメモに取っておきましょう。
そうすることで、かかりつけの先生もお子さんの状況を把握し、診断もしやすくなる材料となります。
インフルエンザは、家族みんなの問題
インフルエンザは、皆さんもご存知であるとは思いますが、一人がかかると周りの方への感染もとても早いです。
保育園や小学校、中学校、高校などの集団生活をされているお子さんをお持ちの方は、毎年のように誰かがかかってしまっているという話も良く耳にします。
子ども自身は、あまりしんどくなかったり、自覚症状がなかなか出ない場合も多いです。
ですので、先ほどもお話ししましたが、発見が遅れている間にも家族の方にはもちろん感染している可能性が高いです。
このようなことが原因となり、毎年インフルエンザが発症したというニュースが流れたと同時に、インフルエンザウィルスも一機に拡散しています。
それだけ感染力の強いウィルスであるということをお忘れなく!
お子さんと、おじいちゃんおばあちゃんが一緒に暮らされている方は特に注意が必要となります。
お子さんは、インフルエンザのウィルスと戦っている時、普段よりも元気にふるまっていることもあります。それに気づかず、おじいちゃんおばあちゃんなど免疫力が低下している方と接触することで、体調を崩されているケースもあります。
1番初めに、インフルエンザの症状と思われることを書きましたので、思い当たる症状があった場合には、周りの方がマスクをしたり、手洗いうがいを強化されるなど、即座に対応をして頂く必要があります。
皆さんで、お子さんの健康状態を把握しておくことも大切ですよ^^
まとめ
インフルエンザは毎年流行しているものなので、そこまで気にすることもない。できればかからなかったらいいな・・・
程度でお考えの方も多いかもしれません。
しかし、子どもたちが苦しんでいる姿を見るのは、辛いものです。
また、そこからお父さんやお母さん、周りの方へとどんどん感染していくので、大人も辛い思いをしないといけないことになりますよね。
皆さんで、日ごろから手洗いうがいをしっかりと行い、お子さんの体調管理は家族みんなで気にしてみておく必要がありますね。