毎年冬場になると、急激に流行するインフルエンザ。
2017年に入って、1月2月などの寒い時期にはとても流行していましたね。
毎年ニュースで流れていますので、「またインフルエンザの話か」と思われてしまう方もあるかもしれませんが、かかってしまった時には一番自分自身が辛いので予防も心がけたいですよね。
今回は、2017年のインフルエンザの症状を大人の方向けに紹介していきましょう!
目次
インフルエンザの症状をチェックしよう
インフルエンザにかかってしまったことがある方がほとんどではないかと思います。
その場合でも、軽かった方や重度になってしまった方までその時の体調などでも変化はあったかと思います。
仕事がありなかなか病院まで行くことが出来なくて、インフルエンザの検査が出来ず、陽性で発覚した時には、もう一番のピークは過ぎていますね…。
ということもしばしばあります。
そうなる前に、自分自身でチェックできる項目をご紹介しておきますので、このような症状が出た時には病院を受診し、早めの治療を心がけましょう!
- 発熱〈38度以上の高い熱〉
- 関節痛
- 筋肉痛
- 頭痛
- 全身の倦怠感
- 食欲不振
大人の場合は、このような症状が起こっているとインフルエンザの可能性を疑った方が良いでしょう。
インフルエンザの場合は、徐々に熱が上がっていくというよりも、体が熱い…と思った時には、もうすでに38度以上の高熱が出ていることが多いです。
普通の風邪とインフルエンザを比較してみましょう!
《普通の風邪の場合》
発症時期:いつでも起こる
主な症状:上気道症状
進行する症状:緩やかに上がる熱
主な症状:くしゃみ、鼻水、鼻づまり、のどの痛み
《インフルエンザの場合》
発症時期:冬の寒くなる時期から真冬にかけて
主な症状:全身に症状が出る
進行する症状:急激な発熱《高い熱》
主な症状:全身倦怠感、食欲不振、関節痛、筋肉痛、頭痛、咳、のどの痛み、鼻水
時期、症状、進行のペースが違っていることが分かりますよね。
このように、比較してみると、自分がどちらの病気にかかっているのかが見分けがつきやすいかもしれません。
しかし、自己判断だけではなかなか完治することも難しいと思いますし、薬などを服用してしまった場合には、風邪やインフルエンザを長引かせてしまったり、最悪の場合には死に至るケースもありますので、しっかりと医療機関へ受診しましょう。
インフルエンザのA型B型で何が違う?
インフルエンザのウィルスの中でも、毎年大きく取り上げられているのがA型とB型と呼ばれるウィルスです。
2017年の秋から冬にかけて、また2018年にかけてもこのウィルスが非常に多く流行することが考えられています。
インフルエンザA型、B型について、その特徴や症状をご紹介します。
《インフルエンザA型》
インフルエンザのA 型の特徴は、インフルエンザがはやり始めた初期のころからあり、一般的によく知られていると思います。
このA型とは、症状が重症化することが多く、死に至るケースがあります。
感染経路が幅広く、人間だけでなく、馬、とり、豚などの生き物にまで感染します。
非常に感染力が強いため、世界中で大流行することが特徴となっています。
症状としては、38度以上の高熱が急激にでて、悪寒、関節痛が多くあらわれる症状となります。
また、ウィルスと闘う為の免疫機能が激しく機能するため、高熱が出やすいということがわかっています。
《インフルエンザB型》
インフルエンザB型の特徴は、A型の時よりも症状が軽く、限られた地域で流行していることが多いです。
また、A型と違い、動物には感染しません。
感染するのは、人間のみというところも特徴です。
しかし、感染力は強いので注意しなくてはいけません。
B型が流行し始める時期としては、A型のインフルエンザのニュースをみかけなくなった2月~3月が多いです。
症状としては、高熱などが出ることはあまりなく、大流行するということもありません。
ですので、普通の風邪と見分けがつかず、気づくまでに時間がかかってしまうケースが多いです。
そのような理由で、他の周りの人に感染させてしまっていることも多くあります。
※B型が出てき始めた当初では、二年に一度のペースで流行していることがB型の傾向でし
たが、最近では毎年のようにB型の患者さんがでています!
まとめ
インフルエンザは、毎年流行していますので、誰もが気にかけていることでしょう。
予防策として手洗いやうがいを強化したり、室内へ入る前にはできるだけ服をはらってから入るなど。
また、ご家庭にお子さんがおられる場合には、大人は子どもから風邪をもらうことが多いです。逆に、大人から子どもへ風邪がうつるということは、なかなかないケースなんですけどね^^;
皆さんもしっかりと予防対策をし、かかってしまった場合には周りの方に移してしまい迷惑がかからないよう、病院を受診しましょう!