乾燥肌にいい食べ物

 

春と秋は花粉、夏は紫外線に空調、冬は空気の乾燥などで乾燥しがちな女子のお肌。
かく言う私もそんなお肌の持ち主。本当に乾燥している時は、いくら化粧水をつけても一向に入っていかないし、触り心地も最悪。

ベースメイクののりも悪くなるし、くすんで見えるので、基礎化粧品は保湿第一!で頑張ってきました。けれど、先日、仲の良い職場の先輩から、「化粧品とか、外側からのケアも大事やけど、内側からのケアも大事!」と教わりました。

え?と思い、早速いろいろと調べてみたところ、普段の食生活も、乾燥肌改善に大きく関わっていることがわかりました。というわけで、ここでは、現在、乾燥肌改善に向け、学習しながら実践しているこの私が、乾燥肌改善に効く食べ物について、皆様にお伝えしていきますね!

 


乾燥肌改善に役立つ食べ物!:どんなものが効くの?

1.卵

意外ですが、卵は乾燥肌改善にお役立ちの食材です。まず、良い仕事をしてくれるのが、卵黄に含まれている「ピオチン」という成分。これはビタミンB群の一種なのですが、脂質や糖質、そしてタンパク質の代謝に大きく関係。それゆえ、皮膚や粘膜をすこやかに保つ働きがあります。

これと一緒に、良い仕事をしてくれるのが、やはり卵黄に豊富に含まれるビタミンAの一種・レチノール。ビタミンAには、肌の乾燥を防ぐ働きがあるので、これは無視することはできません。そして何より、言うまでもないことですが、卵は動物性たんぱく質の豊富な食材。

たんぱく質には、肌の原料とも言える栄養素で、お肌の表面にある角質細胞の生まれ変わりを促し、ターンオーバーを整える働きがアリ。それゆえ、乾燥肌改善にはもちろん、美肌作りには欠かせない栄養素なのです。なので、乾燥肌にお悩みの方は、是非卵を毎日の食生活に採り入れるようにして!よく卵は「一日一個まで!」と言われていますが、健康な方の場合は1日2~3個ぐらい食べてもOKなのだとか
(参考:http://www.skincare-univ.com/recipe/bihada/article/002548/)
もちろん、食べ過ぎには問題がありますが、冷蔵庫に常備し、積極的に毎日の食生活に採り入れるようにしましょう。

2.アボガド

「森のバター」とも言われるほど、脂質が多いアボガド。なので、ダイエット中の方は、敬遠しているかもしれませんが、実はこれも美肌に言い食材って知っていましたか?
まず、良い仕事をしてくれるのが、ビタミンE。ビタミンEには、強力な抗酸化作用が備わっていて、肌老化の原因である細胞の酸化を防ぐ作用がアリ。

また、血流を改善する効果もあって、細胞の新陳代謝を活発にし、お肌のカサカサを改善したり、ツヤやハリをアップしてくれるという効果もあります。

続いて良い仕事をしてくれるのが、βーカロテン。βーカロテンは、体に取り込まれるとビタミンAに変わりますが、ビタミンAには、新陳代謝を活発にしたり、肌の潤いを維持する働きがアリ。これは乾燥肌改善には外せない栄養素です。

また、確かにアボカドは脂質を多く含むのですが、その脂質の大部分(約80%)はリノール酸・オレイン酸といった良質な不飽和脂肪酸で構成。不飽和脂肪酸には、肌の乾燥を予防する働きがあるので、お肌には優しい油なのです。
ただし!いくら乾燥肌改善に効果があると言っても、やはりカロリーが高い(1個約220キロカロリー)!

1日半個がぐらいを目安にし、食べ過ぎは避け、また食べる際には間違ってもマヨネーズをかけるなどの方法は採らず、軽く塩を振るか、レモンをかける程度にしましょう。

 

3.アーモンド

アボカド同様、油タップリで太る~、というイメージの強いアーモンド。けれど、これも乾燥肌にお悩みの方には、是非採り入れてほしい食材の一つです。というのも、まずアーモンドには、肌老化を防ぎ、細胞の新陳代謝を活発にすることでお肌のカサカサを改善してくれるビタミンEが豊富に存在。

また、アーモンドは約51%が脂肪ですが、その大部分が不飽和脂肪酸であるオレイン酸。なので、お肌の乾燥予防にはうってつけなのです。

さらに良い仕事をしてくれるのが、ビタミンB2。肌が乾燥する原因のひとつに、水分を保つ力の弱くなった古い肌細胞が肌に留まっていることが挙げられますが、ビタミンB2には新陳代謝をサポートすることで、この古い細胞を排出し、水分をしっかり保つ力を備えた新しい肌細胞を増やす作用がアリ。なので、乾燥肌にお悩みの方には是非摂ってほしいまさに「万能食品」なのです。

ただし、アボカド同様、アーモンドもかなり脂肪分・カロリーの高い食材なので、食べ過ぎは禁物。下手すると、ニキビ発生の原因にもなってしまうので要注意です。また、選ぶ際には、食塩不使用で、油を使用していない素焼きタイプを選ぶのがベスト。

私の場合は、マックスバリュでお買い得の日に購入しておりますが(笑)、Amazonなどでも販売しているので、興味のある方、是非探してみてくださいちなみに、肌状態改善を目的に食べる場合は、1日20~25粒を毎食後に摂るのがベストなのだとか。

私も現在、実践中なのですが、5ヶ月は続ける必要があるとのことなので、長期計画(笑)で挑んでおります。食物繊維も豊富な食材なので、便秘解消にも結構効果がありますよ☆(私はありました(笑))

 

4.納豆

様々な健康効果を持つことで、現在注目を集めている納豆。けれど、乾燥肌改善にも効果を発揮してくれるって、ご存じでしたか?まず、良い仕事をしてくれるのが、大豆イソフラボン。大豆イソフラボンには、女性ホルモンと似た働きが備わっていて、肌の潤いやハリを保ってくれるコラーゲンの生成を助ける作用がアリ。

また、アボカド&アーモンドの所でもご紹介した肌のカサカサを改善してくれるビタミンE&新陳代謝を促すビタミンB2も豊富に含まれています。また、納豆のネバネバは、「ムチン」と「ポリグルタミン酸」という成分で構成されていますが、この2つには高い保湿効果がアリ。

特にポリグルタミン酸には、お肌が本来もっているはずの保湿力やバリア機能を回復してくれるパワーが備わっているし、さらにそこに含まれているナットウキナーゼという酵素には、血液をサラサラにして流れを良くする働きがあるため、お肌の細胞を若返らせることが可能。これは是非毎日の食生活に採り入れたいものです。

ただし!ムチンとナットウキナーゼは熱に弱いため、加熱してしまうと折角のパワー、失われてしまうのだとか。なので、特に乾燥肌改善を目的とされる方、食べる際には、必ず生のまま食べるようにしましょう。


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5.かぼちゃ

基本的に、緑黄色野菜には、新陳代謝を活発にしたり、肌の潤いを維持するβカロテン(ビタミンA)が多く含まれているので、どれもお肌に良いのですが、中でも注目すべきはかぼちゃ。何せお肌のカサカサを改善してくれるビタミンE&新陳代謝を促すビタミンB2、新しいお肌を作るために必要なコラーゲンの生成を促すビタミンCをバランスよく、しかも豊富に含んでおります。

さらに注目すべきは、亜鉛。
亜鉛には、細胞分裂に必要な酵素を働かせるのを助ける働きがアリ。それゆえ、お肌のターンオーバーにも大きく関わっており、乾燥肌改善には積極的に摂りたいミネラルなのです。

そんな重要な働きを持っているのに、気を配らないと不足しがちで、しかも豊富に含んでいる食品が限られている非常に厄介なミネラル(泣)。成人女子の1日辺りの推奨摂取量8㎎に対し、かぼちゃ100gには、0.3mgの亜鉛が含まれているので、上手く活用すれば補うことは十分可能。

かぼちゃは食物繊維も豊富で女子のお悩みの一つ・便秘解消にも効果があるし、冷え性改善にもかなりお役立ちなので、積極的に摂るようにしましょう。ちなみにかぼちゃ、好きなんだけれど、固くて調理が大変~、という方、最近では、冷凍カットカボチャもあるので、是非活用してみてくださいね!これをラップに包んでレンジでチンするだけでも、かなり美味しくいただけちゃいますよ!

6.青魚

イワシや鯖などの青魚も乾燥肌改善になかなか良い仕事をしてくれます。特に注目すべきなのは、DPAやEHAといった不飽和脂肪酸。両方とも、人間の体に必要でありながら、体内では作ることができないことから、必須脂肪酸と呼ばれているのですが、血液をサラサラにし、肌の細胞に栄養素を届ける働きがアリ。

なので、健やかなお肌を保つためには必須の成分なのです。また、乾燥肌は肌の細胞間のスキマが乾いてしまうことで起こる肌トラブルなのですが、EPAにはその間を埋める働きがあるのだとか。新陳代謝を促す働きもあるので、水分をしっかり保つ力を備えた新しい肌細胞を増やすパワーも持っているのです。

これに加え、青魚には新陳代謝を活発にしたり、肌の潤いを維持する働きを持つビタミンA、またお肌の「原料」である良質なたんぱく質も豊富に含有。生活習慣予防にイイとか、記憶力を高める効果があるとか言われますが、美肌効果もあるなんて、これを活用しない手はありません。


まとめ

・卵
・アボカド
・アーモンド
・納豆
・かぼちゃ
・青魚

アボカドは若干手に入りにくいかもしれませんが、それ以外はいずれも比較的手軽に摂れる割に、乾燥肌改善にはかなりのパワーを発揮してくれる食材。是非常備し、毎日の食生活に組み込みたいものです。

ただし!もちろん食生活の見直しは乾燥肌改善には必要ですが、睡眠不足やストレス、また間違ったスキンケア(クレンジングのしすぎ、洗いすぎなど)なども大きく関わっている場合もあるので、注意して!

あまりにひどい場合は、皮膚科のお医者さんに相談するようにしましょう。食生活も含め、生活習慣も見直して、キレイなお肌を作っていきましょうね!