今年は例年と比べてかなりの酷暑になるといわれています。酷暑になるからと言って夏休みがなくなるわけではありません。毎日だらだらと一か月を過ごすことはよくないとわかっていても、結局どこへ行っても人でごった返ししているというのが当たり前です。
プールもいいと思って子供を連れだしていくのですが、ほかの方々も同じことを考えていて、プールも人だかりでいっぱいということはよくあることです。誰もができれば涼しいところで過ごしたいと望みます。
そこで我が家では昨年からプールはめったに行かないという方法をとることにしました。仕事でお休みがなかなか取れないというのもあるのですが、2週間に一度の割合で外遊びに連れていくというスタイルをとっています。しかしながら、夏の暑い時にどうして外遊び?と思う人も中にはいらっしゃるかと思いますが、とっておきの夏休みのおでかけがあるのです。夏休みだからこそできるお出かけがある、
それがケイビングです。ケイビングって何?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、洞窟探検です。そう、今、流行りの洞窟探検です。
洞窟探検というとなかなかなじみのないアウトドアですが、酷暑ならぜひとも一度は体験していただきたいです。
ケイビングをするために必要なもの。
ケイビングと言われて何を用意したらよいかすぐに頭に浮かぶ人はそうそういないと思います。プールや海水浴へ行くと言われたら、思い浮かぶのは水着、浮き輪、タオル、サンダルなどですが、ケイビングの場合はほとんどの方々意見をされたことがありませんので、何を当然用意したらよいのかわからないのが一般的です。
では、どのようなものが必要なのかということですが、その話をする前に、ケイビングをするためには、個人で行くことよりもツアーに入ることをおすすめします。ガイドさんをつけてゆっくりと楽しむことがケイビングを安全に楽しむための秘訣です。
それでは、必要なものですが、まず最初に、水着、ヘルメット、保湿性・速乾性に優れたインナーウェア、軍手もしくは、防水用手袋を持っていかれることをお勧めします。ライトやスーツなどは業者の方からレンタルできますので用意をしなくて大丈夫です。
それプラス、飲み物とヴィダーインゼリーやチョコレートが望ましいかと思います。洞窟探検なのでかなりの山歩きをします。そこでかなりの体力を消耗しますので、昼食をとるための休憩場所で、悠々とお弁当をたべることはかなり無謀です。我が家ではヴィダーインゼリーとパンとチョコレートもしくは飴を数個、ポカリスエットを入れていきました。これで十分です。荷物はなるべく少なくすることが基本です。かなりの時間歩きますので、夫婦で荷物を交互に担いで登ることをお勧めします。
洞窟探検の魅力に迫る。
洞窟探検の入り口はかなりの狭さです。小さなお子さんだと中腰になって移動することはないと思いますが、小学5年生以上になると背丈も伸びてきますので、なかなかそのままの立位の状態で入口に入っていくのは難しいと思います。
洞窟の中ではほふく前進、仰向けに寝転がっての異動、うつぶせになったままお尻から降りたりと穴の形状によってどのような体位で移動するかが決まってきます。光は当然一切あります。それぞれの参加者のヘルメットにライトを装着するのでその光の明度と仲間の声だけを頼りに進んでいきます。
我が家では初めての参加でこれまた、珍しい洞窟の中に棲む蝶に出会いました。非常に珍しい体験だそうで、子供たちはこんなに寒いところにも蝶がいるんだと驚いていました。
何が起きるか予測できない洞窟探検です。こどもたちもおとなもわくわくモード全開です。
洞窟探検の魅力は何といっても自然そのままの状態で洞窟の中を楽しめたり、地下水の中を遊泳できたりすることです。水の透明度も高く、驚きを隠せません。目にするものすべてが初めてのものばかりで、泥だらけになって山を下りるまでは、感動の嵐です。
すごくきれい!神秘の地下水の中を泳ぐ。
水の透明度もさることながら、その水温はマイナス。それでもその地下水の中の世界をのぞいてみたいということで遊泳もできました。私は泳げませんでしたが、息子たちは嬉々として参加していました。次男は、もしも、ママがお水の中に入れたら入りたかった?と聞くくらいすごい世界が広がっていたみたいです。洞窟の中なのに水がある。それくらい神秘的だったみたいです。
まとめ
毎年どこへ行こうか悩む夏休みのおでかけですが、普段と違ったところへお出かけしてみるのもなかなか面白いです。自然ってすごいなって一言では言えないけれども、そこには一言では言い表すことができない感動だったり、体験だったりがあります。
参加することでしか味わうことができないケイビングツアー。プールや遊園地もいいですが、時には日帰りでケイビングを楽しみ、その帰りゆっくり温泉につかって帰ってくるというお出かけスタイルもなかなかのものです。
興味があるようでしたがこちらをご覧ください。