夏真っ盛り、いよいよ花火大会の季節到来です。
毎年人混みにうんざりするのに、それでもまた行ってしまうのは、
花火がそれだけ素晴らしいと言うことでしょう。
今年こそは穴場でゆっくりみるぞ!と思っても、今のようなネット社会では、
不可能かもしれません。
なので、人混みは覚悟の上、チケットを早目にチェックして、
行くべき花火大会を見つけましょう。
花火大会も時代と共に変わります、油断してはいけません。
大阪生まれの私は、PLの花火大会にはよく行きました。
大阪の南部の富田林市にあり、電車で40分ほどかかりました。
帰りの電車はまさに地獄絵図で、身動きもとれず、
気を失なったまま立っている人も何人かいました。
ですが、彼氏のいる友達は、バイクで金剛山まで行き、
そこから悠々と花火をみていたようです。
当時は穴場でしたが、今ならおそらく金剛山も人でいっぱいでしょう、
交通規制もあるかもしれないのでチェックは必要です。
PLの花火大会での見どころは、ナイアガラの滝といわれる、
とてつもなく横に長い滝のような花火があったのですが、最近はないようです。
昔はPL名物だったのですが、今では他の花火大会ででもやっているので
珍しさもなくなったのでしょう。
花火のことは、地元民がよく知っている、と思って話を信じると、えらい目ににあいます。地元民といっても、毎年花火大会に行っているような人の話ししか、あてになりません。
ですからネットでも、ブログではなく、公式ホームページでチェックしましょう。
また大阪で有名な花火大会として、淀川の花火大会があります。
大学生の息子が行くときに、チケットがいると聞いて驚きました。
花火大会は無料が当たり前で、有料席なんて一部の金持ちのためのものだとずっと思ていたのですが、今は大抵チケットが必要なんですね、とんだ勘違いでした。
割引もあるので、前売り券を買って準備しておきましょう。
他にも天神さんの花火大会も有名ですが、昔からすごい人混みなので、
覚悟していかなくてはいけません。
誰と行くかによって、選ぶべき花火大会は違ってきます。
花火大会は若い頃に友達といく方が多いでしょう。
でも結婚して子供が産まれると、あの人混みにはなかなかいけません。
近所の小規模な花火大会に行くぐらいでしょう。
でもたまにはドカーンと大量に打ち上げられる花火を見たいし、
子供にも見せてあげたくなります。
そんな場合、旅行をかねて泊まりで行くのもいいと思います。
私のおススメは滋賀県の長浜の花火大会です。
子供の小さい頃に旅行をかねて行きました。
長浜ロイヤルホテルに泊まり部屋からのんびり花火大会を見ました。
すぐ近くなので、思いのほか大きく見え、音も大きく満足でした。
子供も当然ながら大喜びでした。
最近は泊まりではなくても、海沿いの大きなホテルが、クルーズと花火大会をセットにしたプランを提案しています。特に神戸が多いようです。
デイナーつきなので1万円以上かかってしまいますが、カップルで行くには最高でしょう。
お金がなくても、花火大会は頑張り次第で楽しめます。
そんな金あるかー!という声が聞こえてきそうですが、お金がなくても大丈夫です。
あべのハルカスをご存知でしょうか?あの展望台からなら、大阪を一望できるので、
花火大会の開催日に合わせていってみてはどうでしょうか?
小さくしか見えないでしょうが、夜景のアクセントぐらいに思えばいいでしょう。
メインはあくまで高層階でのデイナーで、花火はオマケに考えればいいと思います。
もっとお金をかけずに、花火大会を楽しみたければ、どちらかの実家で開催される、
町内規模の花火大会に招待するといいでしょう。
人混みもそれほどないでしょうし、何より無料です。
とっておきの穴場も熟知しているでしょうから、花火を充分楽しめるでしょう。
私も婚約中に主人につれていってもらいました。
自転車に二人乗りで、高校生に戻れたような気分でした。いい思い出です。
結婚してからは子供をつれてよく行きましたが、その子供も大きくなり、
友達と行くようになると、夫婦二人で行くことはないでしょう。
花火は見たいけど、わざわざ夫婦で行くのもなあ、と思ってしまいます。
仲の良い夫婦なら別でしょうが、大抵はそんなものでしょう。
奈良県や和歌山県でも花火大会はあるのですが、宿泊施設が少ないので、地元のためのものがほとんどです。
遠方の人を呼び込む気がないので、市町村のホームページを見ても
更新されていないぐらいです。
商業化されていない、奈良や和歌山では、逆にネットの情報だけを頼りに行くのはおすすめめできません。
花火でいつも思い出すのが、「結婚できない男」というドラマです。
阿部寛演じる結婚できない男が、毎年花火は自分のとっておきの場所から
一人で楽しんでいたのですが、好きな女性に勇気をもって誘う、というストーリーで、
結局女性が友達をぞろぞろ引き連れてきてしまった、というオチでした。
阿部寛のように自分だけのとっておきの場所を見つけるのはなかなか難しいでしょうが、地方の花火大会なら、小高い丘などあるかもしれません。
入念に下調べして彼女を連れていって上げると、きっと大喜びされるでしょう。
まとめ
どの花火大会も大抵チケットが必要です。前売り券を買って早目に準備しておきましょう。また開催日や交通規制などの情報は各花火大会のホームページで
こまめにチェックしましょう。
海沿いのホテルなら、花火大会とセットにしたプランもあるので
いろいろ探すといいでしょう。