お中元とお歳暮の違いって・・・
お中元は夏に贈ってお歳暮は年末に贈るということです。誰でも知ってることでしょう!
ですが、あらためてどんな意味合いがあるのか調べてみました。どちらも「お世話になったあの人に」贈るものですよね。お歳暮のほうが1年の締めくくりだから重要な気もしますが、どうなんでしょうね。
お中元を贈り損ねてもお歳暮で挽回できますが、お歳暮を贈り忘れると年が明けてしまうので取り返しのつかない失敗という感じがあります・・・
準備をするならお早目に!ですね。
お中元とは?
7月1日から7月15日までの間にお世話になった方に感謝の気持ちを表わすために贈るものです。関西のほうでは7月15日から8月15日くらいまでに贈る地域も多いそうです。贈る時期についでは地域差があるので調べてから贈るほうが無難ですね。
金額は3,000円から5,000円までのものが多いです。特にお世話になったなと思う人には5,000円から10,000円と高額の品物を贈る場合もあります。
お世話になった方に贈るものですが、どこまで贈るかという基準をどうするかというのも重要ですね。一度贈ると毎年贈らないといけないような雰囲気になりますし、相手もお返しをしなくてはいけないという負担もあります。
お返しはしなくてはいけないというわけではないけれど、日本人の性格上もらいっぱなしに耐えられないためだいたいお返しをしてしまいます。自分の家の家計も圧迫するので、よくよく考えて贈る相手を決めましょう。
少しお世話になったかなと思う人にはお中元という形ではなく、ちょっとした手土産という感じで渡すほうがお互い負担がなくていいと思いますよ。
お歳暮とは?
お歳暮は12月1日から12月31日までの間に1年間の感謝をこめて贈る品物です。来年もよろしくお願いしますという意味も込められています。関西では12月13日から12月31日と少し期間が短いようですが、お中元同様地域差がありますね。
しかし年末になるとみなさん暮れの掃除だとか片づけか連休に向けて仕事納めで忙しかったりするので不在も多くなると思われます。ですからできれば12月の中旬くらいには届くようにしたほうが受け取る側も助かるのではないでしょうか。
お中元とお歳暮の違いは?
・お中元は半年間の感謝と相手の健康を願う意味です。
・お歳暮は一年間の感謝と翌年も引き続きのお付き合いを願う意味です。
微妙にニュアンスが違いますかね。お中元は暑くて体調を崩していませんか?というような体を気遣う意味も含まれています。本当に崩れるのは8月の猛暑を超えてからの気がしますが・・・それはここ最近の話でしょうか。
昔はこんなに暑くなかったと皆が口をそろえて言いますもんね。
どちらも感謝の気持ちをこめて贈るということは同じですが、お歳暮は来年もよろしくお願いしますという意味が込められている分重要視されていますね。やはりお中元は贈らなくてもお歳暮は贈ったほうがいいみたいですね。お中元とお歳暮と両方贈る方も、お歳暮のほうを少し高額にしとこうみたいなのもあります。あるいはお中元をやめてお歳暮を高額にするとかもいいかもです。
贈るものを考えるのも大変ですもんね。
他の違いといえば贈られる中身でしょうか?お中元ですとやはり夏においしいものがメインですよね。ビール・ジュース・そうめん・ゼリー・水ようかん・氷菓子など。のどごしがよくてひんやりしたものが多いですね。
お歳暮になりますと、寒いからといって温かいものはさすがに贈れませんけど、お中元とは種類が変わってきますね。
・ハムやソーセージのセット・お肉のセット・フルーツ・スイーツ(洋菓子)・ビールなどです。フルーツなどは夏場は傷みやすいですからね。チョコも溶けますし、このあたりは冬のほうがお勧めです。
年末年始に家族が実家に集まってお歳暮で頂いたお肉ですきやきとか!お父さんはビールで食後のデザートにフルーツ!最高です。
まとめ
今回はお中元とお歳暮の違いについてまとめてみました。時期が違うだけで基本的には同じ意味合いですが、お歳暮のほうが重要ということですかね。どちらにしても相手が喜ぶような品物を選んで贈りたいものです。